気仙沼市 震災関連視察

2012-06-01
 5月29日~31日の三日間で、宮城県気仙沼市へ視察にいってきました。

 目的は、震災廃棄物(ガレキ)の処理状況の確認と、復興状況の確認をさせていただくためにいきました。

 今回の視察は、県議会の対話の会しがねっとの皆様と共同での視察です。

 まず、気仙沼市議の村上様のはからいで、建設部終末処理場長のS様はじめ関係職員の皆様に、地震津波により、壊滅した下水処理の終末処理場の仮復旧場や、震災廃棄物の仮置き場、また炭素化施設をみせていただきました。

写真は仮処理場で、建物はテントのようなもので、建てられてました。

120530_111356  120530_111539 次の写真は震災廃棄物の撤去後の状況と、廃棄物の仮置き場の状況です。
この仮置き場は、市内にある22箇所のうちの1箇所で、写真ではなかなかわかりにくいですが、ものすごい莫大な量でした。【市内全体で144万7千トン】

 120530_112758  120530_113152次の写真は、終末処理炭素化施設で、津波により壊滅状態になった状況です。津波を想定して、2mまではコンクリートで予防していたようですが、その想定の6~8倍の津波により、利用不可状態です。120530_114634 現地を案内いただくにつれて、言葉が出なくなってきました。

以前、南相馬市に寄せていただいたとき(昨年5月)の状況から、1年以上経ち、いまだこのような状況なのかと思うと、経済大国・技術大国の日本はなにをしているのかと、悔しさを感じました。

私が感じるのだから、被災者の皆様は、言葉には言い表せない思いであるとおもいます。

 

現地視察の後、市役所にて研修させていただきました。

気仙沼市役所の市民生活部長のO部長に、お忙しい中、時間をさいていただき、詳細な説明と、現在の思い、気持ちを聞かせていただきました。

お話をきかせていただいて、国の対応の悪さ、責任逃れ、等々、強く頭に残ったのが、国を信用したことにより、廃棄物処理、復興、等々いずれのことも遅れが生じたということを感じ取ることができました。

国会議員・環境省・経産省。なにをやっているのか・・・

 

いろいろ話を聞かせていただきましたが、廃棄物の広域処理については、気仙沼市では、撤去作業はほぼ終わり、処理についてもできれば自分たちで処理したいとおっしゃってました。しかし、石巻市等、まだまだ撤去作業自体が半分も進んでいなく、量も測りきれないほどある地域は、藁おもすがる思いではないかということでした。

放射線の拡散になり、日本中が汚染されるという、反対者のご意見だが、この問題で、安全が0で、ほんの少しでも多くても同じ枠内で100にし、0か100の2者選択に話を持っていっていることに、寂しさと悔しさを感じるともおっしゃってました。

 

 

今回、同行いただいた村上市議の書かれた寄稿に「被災地の実情を多くの人は五感で感じ取って欲しい」ということが書いてありました。

「発災から1年2ヶ月経過し、被災地を伝えるマスコミ報道もトーンダウンしてきている。歯を食いしばって、明日に向って歩みを止めない、被災地の人間と被災地を、多くの人に五感で感じ取って欲しい。そのことが復興へと必ずつながるものと信じて止まない。」

 

今回、自分の五感で、被災地の実情を私なりに感じさせていただきました。

まだまだ被災地への支援、復興への力が必要であると強く感じました。

ブログ上なので、なかなか詳細に紹介しきれませんが、今回の視察研修。寄せていただいてほんとうによかったし、自分自身の考えに裏づけ、自信を持つことが出来ました。

 

今回の視察の報告は、次回の会派の議会報告で、報告させていただきます。

 

最後になりましたが、今回、視察にさいし、お世話になりました皆様、ありがとうございました。
Copyright© 2012 澤本長俊オフィシャルサイト All Rights Reserved.