バイオマスタウン構想

2012-07-20
18日、私の所属する地域政党対話の会の政策委員会で、岡山県に研修に行ってきました。
2地域にいったのですが、そのうちの一つ、真庭市についての研修の報告をします。
真庭市は、どんな市かというと、市を挙げて「バイオマスタウン」を推進されています。
どういうことかというと、真庭市の79%を占める山林で、そこにある木材を使ったまちづくりをされている町です。
地元産材だけでなく、外材も利用していますが、木材の樹皮から削り屑まで、すべてを利用し、まちのエネルギーとして利用しています。

合併して造られた市役所本庁舎は、いたるところに地元産檜が使われており、冷暖房についても、木質チップと木質ペレットを燃料にしたボイラーで出来ていました。これまで暖房に使われた施設は何度も見てきましたが、冷房に利用されているのは初めて見させていただきました。ボイラー設置費、配管等で、約1億円だそうです。しかし、約半分近く国の補助でいけたそうです。燃料費、メンテナンス費等のランニングコストは、電気・化石燃料と、ほぼ変わらないそうです。それ以上に、地元の林業が活気付き、町全体がバイオマスタウンという意識付けができたことが良かったそうです。

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高島市も、木質チップを使ったボイラーによる温熱利用施設がありますが、次に繋がる動きがまったくありません。
これまで、何度もわたしは、市内にある温泉施設の湯沸しに、市内産材のチップによるバイオマスボイラーを使うべきと訴えてきましたが、その気にはなってもらえませんでした。
高島市も70%が山林であることから、地元林産材を利用し、山林の管理もしていくには、これしかないという思いでした。
真庭市の職員さんに、「なぜこのような市内全域で、バイオマスタウン構想をすすめられたのか」とお聞きしたところ
「市長が、市内の山林の管理と、地元産木材の利用促進、そして雇用増進に、バイオマスタウンが不可欠と、強く推進されたから」ということでした。
やはり首長か、と痛感しました。
さて、わが高島市の山林の管理、バイオマスタウン構想はどうなったのか。とくに山林の管理に対し、危機感をもたれているのか、と感じるのは私だけでしょうか。

DSC_0018  DSC_0030今一度、高島市の山林保全、バイオマス推進について考えてみなくては・・・
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